塗装作業の流れ

作業開始から作業完了までの流れを、実際の作業をもとにご紹介しちゃいます!

1)作業開始準備

群馬の大手中古機械販売会社様からのご依頼で、ユーザー様より購入後、輸出したいとの事で金額納期共に指定された作業です。

金額は48万円より安く・・・納期は船便の都合で10日間。お客様の展示場で作業を行うこととなりました。
作業開始準備

2)部分解体

精度に影響出ない部品で外せるものは取り外して細かく補修塗装ができるようにしていきます。個別に外したパーツは弊社作業場に運び作業します。

分解すると予期せぬ破損箇所が見つかることがあります。今回もカバーの腐食や破損で溶接補修作業も3か所行ないました。
当初見積もりにはない作業なので担当者様と打ち合わせで3か所修理は2万円以内でと言う事で作業することになりました。
部分解体部分解体部分解体部分解体

3)マスキング・作業ブース設置

本体作業は展示場の他の機械にホコリ等が付着しないように弊社オリジナル伸縮自在出張用ブースを設置します。排気ガス、ホコリはダクトホースで100m先まで排出可能です。吹き付け塗装の為、本体には細部までマスキング作業をします。
マスキング・作業ブース設置マスキング・作業ブース設置

4)汚れ・サビの補修、成型

汚れ、錆の補修をします。
水除け左側衝立カバーの根元が腐食していた為一度テーブルから取り外し、腐食部分を取り除ききれいに磨き、再び取り付けしパテにて成型しました。
弊社にカッティングの機械があるので看板補修もお手の物です。
汚れ・サビの補修、成型汚れ・サビの補修、成型

5)本体塗装

工作機械メーカーでもなかなか使ってない高価な切削油対応プライマーを全体に惜しげもなくふんだんに塗布します。
吹き付けの黒染め加工も行います。
本体塗装本体塗装

6)錆止め、組立

上塗り終了後マスキングを剥がして行き、鉄の地肌を磨いたところに錆止めを塗りながら各部品の組み立てを行います。

7)作業終了

完成!
クーラントタンク、集塵機、セパレーターも補修塗装してあり、テーブル前後の平カバーも補修済みです。
8日かかり、請求総額45万円(税別)となりました。
作業終了

ハセガワの徒然

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